小浜の塗箸は、ちりとてちんで有名な観光地の小浜の名産品です。塗り箸生産の町で、小浜は若狭の京都とも言われています。
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福井県小浜市は若狭の京都とも呼ばれていて、塗箸の産地でもあり全国の塗箸の約80%を生産しています。
小浜の塗箸は、細工された木地に貝殻や卵殻などを使い、色とりどりの色漆を乾かしては塗り乾かしては塗りと十数回くりかえし、最後に丹念に研ぎ出し磨き上げることで、若狭塗箸特有の美しい海底の模様を描き出しているのが特長ですよ。
小浜に通じる若狭塗りのはじまり
若狭塗は小浜藩の御用塗師「松浦三十郎」が漆器塗りの技術をヒントに、海底の様子を意匠化して考え出したのがはじまりです。
江戸中後期にかけては若狭塗の黄金時代で、青貝・卵殻を使った箔押し研出し技法や、貝殻の内側の光る部分を花や鳥等の形に切って磨き、漆器などの面にはりこんで飾りにする螺鈿(らでん)の技法以外にも漆で絵を書くんです。
乾かないうちに金銀の粉をつけて、磨いて光沢を出す蒔絵の技法も併用され、200種類以上にも及ぶ塗手法が完成されていたそうですよ。
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平成の現在、日本の食卓は和・洋・中の料理だけでなく、使われる食器や調理道具まで多彩なデザインティストにあふれ、じつにバラエティに富んでいますね。
お箸もまた、人のライフスタイルやTPOに応じて選ばれる時代になった今日、小浜の塗箸も、若狭塗の伝統を守りつつ、時代が求めるお箸づくりを追求しています。
小浜の塗箸には、先端にすべりにくい加工を施したものや、持ち手に凸凹をつけたり異素材を巻いたりと、すべらず持ちやすい工夫がしてあります。
また、先端が角になっている箸は、小さなものやすべりやすい食べ物も、面でとらえることができるので、よりつまみやすいですよ。
このように、糸を巻いたり、布を貼ったり、異素材を組み合わせた斬新なアイデアで、より使いやすく、これまでとは違う新しい感性のお箸の提案にこだわり続けています。
小浜の塗箸にも、カジュアルなカントリー調のお箸やパステルカラーのお箸などのデザイン箸があります。淡いパステルカラーは、お箸の世界でも人気がありますよね。デザイン箸の登場で洋のコーディネイトにも合わせやすくなり、テーブルコーディネイトの決め手にもなりますよ。
また最近では、自分用に持ち歩いて使う「マイ箸」を推奨する運動やキャンペーンが各所で行われていますね。
様々なデザイン箸があるので、こだわりのマイ箸で、毎日の食事をちょっとリッチな気分で楽しむのもいいですよ。使い捨て文化や環境のことなどを見つめ直す良いきっかけになるとと思います。
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